2011年6月27日星期一

「やってもらえれば面白い」を,いかに伝えていくかが運営チームの力の見せどころ

「やってもらえれば面白い」を,いかに伝えていくかが運営チームの力の見せどころ
それでは,運営・開発の方向性について教えてください。くろネコONLINEは,可愛らしいキャラでアクション性があるゲームという,いわば最近のオンラインRPGの流行ともいえるタイプです。今後,どのように競合タイトルと差別化を図っていく予定ですか?
遠藤氏:
 今のプレイヤーさんを楽しませ,離れていかないような施策は今後も続けていきます。
 例えば,今,考えているものですと「アバターコンテスト」ですね。皆さんから公募したアバターのアイデアの中から,人気の高いものをゲーム内に実装するような内容です。
 また現在,友達を100人作ると獲得できる“業績”が,ゲーム内では非常に人気が高いので,ギルド紹介やフレンド作りのキャンペーンなども,随時展開したいですね。
 何といっても,私達のやるべきことは皆さんに居心地のいい場を提供することですので,コミュニティをもっと強化していくという方向で考えています。
4Gamer:
 先ほど,遠藤さん自身も実際に遊んでいるという話がありましたが,GMとしても参加しているんですか?
遠藤氏:
 ええ。実際にゲーム内に入ってみないと,分からない部分が多いですから。
 くろネコONLINEでは,運営の存在を意識させないために,GMをNPCキャラ的な位置付けで登場させているのですが,私が操作を担当していることも多々あります。また運営チームのスタッフには,GMキャラとは別に,きちんと自分のキャラも育てるようにと義務付けていますから,みんなゲームに詳しいですよ。
4Gamer:
 多くのオンラインゲームで,これまで話に出たような施策に運営チームが取り組んでいるという話自体はよく聞きます。残念ながら,それがうまく結果に結びつかないケースも少なくありませんが,その点についてはどう考えていますか?
遠藤氏:
 根性論ではないですけど,私個人は「最後まで諦めない」ことが大事だと捉えています。ゲーム自体は,やってもらえれば絶対面白いですから,それをどれだけ皆さんにお伝えできるかが,私達運営チームの力の見せどころです。
 それが実行できないというのであれば,プロデューサーたる私自身が駄目だったということになります。だからこそ,本気だし必死ですよ。プレイヤーさんと一緒にゲームを作っていくためなら,何でもやります。
 オンラインゲームは,誰が運営をしているのか分からず実態が見えないことが多いと思うんです。その1つが,こうやって顔を出して想いや意図を語ることで安心してもらえるのでは,という想いです。それこそ,こうして執事の格好で街を歩きますし,猫のポーズで写真を撮ってもらったりもしているわけです(笑)。
4Gamer:
 それでは,最後にくろネコONLINEに期待する人に向けたメッセージをお願いします。
遠藤氏:
 運営チーム一丸となって,“私達自身がゲームの作り手”であるという意識をもって取り組んでいます。プレイヤーさんの皆さんも,ぜひ一緒にくろネコONLINEを作っていきましょう!
4Gamer:
 ありがとうございました。RMT
FF11 RMTリネージュ2 RMTメイプルストーリー RMT
 まだ20代後半,かつ写真の通り,執事姿のよく似合うイケメンの遠藤氏だが,実は過去2年ほどゲームオンの老舗オンラインRPG「SiLKROAD ONLINE」のプロデューサーを務めていたという経歴を持っている。
  その経験と実績をもとに,今回,遠藤氏はくろネコONLINEを手がけるわけだが,このインタビューの終盤は図らずも同氏の決意表明のような内容となった。その決意が,くろネコONLINEの発展に結実することに期待したい。

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